インフルエンザの出席停止日数について
2017.02.07 (火) 10:49 PM
インフルエンザ出席停止期間について
こんにちは。
毎年のこととはいえ、また今年もインフルエンザが流行しています。
日進月歩の良いお薬のおかげで、
最近では長期間、高熱が続くことは少なくなりました。
ついついこんなに元気なら幼稚園や学校に行けるんじゃない?なんて思ってしまうほど。
そこで今日は
インフルエンザの出席停止日数の数え方 についてお知らせしたいと思います。
出席停止期間は、感染症の完治と、地域の流行を抑えるために
様々な研究結果のもと現在の最善の策として設定されているものです。
集団生活をする責任として正しい期間を守り地域保健に努めましょう。
厚生労働省の規定 | ||
インフルエンザ出席停止期間 | ||
小学生以上 発症日含めて6日間 且つ解熱後丸2日経過後 | ||
乳幼児 発症日含めて6日間 且つ解熱後丸3日経過後 |
例えば・・・・
2/1 発熱 発症1日目 | ||
2/2 インフルエンザ検査陽性 お薬服用 発症2日目 | ||
2/3 発症3日目 | ||
2/4 解熱 発症4日目 | ||
2/5 解熱1日 発症5日目 | ||
2/6 解熱2日 発症6日目 | ||
2/7 登校OK 解熱3日 | ||
2/8 登園OK | ||
ポイントは 最初に発熱した(発症)日と解熱した日ですね。
インフルエンザと判定されると発症日含めて6日間は絶対出席停止、
熱が長引くと伴い出席停止期間も長引きます。
小学生と乳幼児は解熱後の日数が違うのでご注意してくださいね。
病児保育室ご利用の方は、毎日一時間おきに検温をして
診察の上、登園OKの日程を伝えていますが、
お家で看病してる場合は、わからなくなったりしますよね。
どうぞ参考にして正しい期間をお休みしましょう。
そして、もう少し大きいお子さんのご家庭では
受験期とインフルエンザ流行が重なって
気が気じゃないことも多いはず。
マスク 緑茶 乳酸菌飲料・・・
我が家も昨年はずいぶん手あたり次第頼りました。
親ができることって これくらいです。
本当にはずせない大切な日のために
インフルエンザ予防のお薬があります。
保険外の料金となりますが、ご要望の方はご相談ください。
では、どうぞお大事にしてください。
次回にこにこ日記は
こっそりと リニューアルしてる外来キッズコーナー をご紹介します。
こちらでは、クリニックまた病児保育室のお知らせや
お役に立てるタイムリーな情報
時にはゆるく日々の出来事などを更新していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。