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経鼻弱毒生インフルエンザワクチンについて

2024.10.02 更新

経鼻弱毒生インフルエンザワクチンについて

 

日本小児科学会の指針をリンクはこちら

 

要点

   ①2才から18才まで可能

 

   ②1回接種で効果は1年程度と長い(従来の注射用不活化ワクチンは4-6ヶ月)

 

   ➂ウイルスの感染経路の気道粘膜で免疫が形成され、IgG抗体だけでなくIgA抗体も形成されるため従来よりも効果が高いと思われる(比較した成績はまだない)

 

   ④他のワクチンと同時接種可能 できれば生ワクチンとは4週間あける必要があるが、それより短くても問題はない(当院では接種可とします)

 

   ⑤副反応として4週間までにインフルエンザを発症することが1-2% 発熱1%弱

鼻汁 鼻閉 せきが10%以上

その他かぜ症状が1-2%程度

接種後1-2週間は他者に感染のおそれがある

 

   ⑥点鼻なので注射がどうしてもできない方も可能

 

   ⑦料金は少し高額

 

当院としては、接種対象年齢の方すべてにおすすめします

特に3-12才までは注射だと2回必要で合計料金も1000円程度割高になる程度です

2才児は2000円程度高くなります

ただし本年度は数が少なく、全体の10%程度の入荷になり、納期が確定しないので予約はうけることが出来ません。当日在庫があればご案内可能です 

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